久々に。
ここの所、ブログを書けず、すいません。
シャンパーニュのお話を。
日本でシャンパーニュは消費量が変動しにくく伸びていくお酒です。
そうすると、生産者の声が届きにくく、
勝手な日本人の解釈のせいで良くも悪くも情報が独り歩きします。
特に、シャンパーニュの味わい、香り。
ココの部分は解釈を間違えてほしくないところです。
酸っぱいのが苦手な日本人。
シャンパーニュを酸が強いといわれます。
苦手だから酸が強く感じるのではありません。
シャンパーニュ地方で収穫すると当然ですが、ブドウ栽培地最北限ですから
酸が強くなります。
その酸があるので超熟することが可能になるのです。
以前書いたかもしれませんが、
シャンパーニュは10月に収穫し、すぐに圧搾、一次発酵をします。
できたワインを6月ごろまで熟成させ、瓶詰をして二次発酵させます。
瓶詰をしてから最低15か月はカーブの中で熟成です。
どの作り手さんも大体2年から2年半は熟成です。
リリースまでに3年は要します。
これを考えただけでも酸が強くないともちません。
ヴィンテージの入っているものだと最低3年です。
長いところだと12年から15年も熟成させます。
これを踏まえると酸の意味合いが分かってきますね。
ですから、なぜ酸が強いのか、どのように酸を活かしているのか、
ちゃんと説明すべきだと思っています。←プロとして
これを、単に日本人が酸に弱いから酸っぱく感じると説明するのは
どうかと思います。
ブドウ品種の間違いなどは問題外ですけどね(笑)
シャンパーニュのお話を。
日本でシャンパーニュは消費量が変動しにくく伸びていくお酒です。
そうすると、生産者の声が届きにくく、
勝手な日本人の解釈のせいで良くも悪くも情報が独り歩きします。
特に、シャンパーニュの味わい、香り。
ココの部分は解釈を間違えてほしくないところです。
酸っぱいのが苦手な日本人。
シャンパーニュを酸が強いといわれます。
苦手だから酸が強く感じるのではありません。
シャンパーニュ地方で収穫すると当然ですが、ブドウ栽培地最北限ですから
酸が強くなります。
その酸があるので超熟することが可能になるのです。
以前書いたかもしれませんが、
シャンパーニュは10月に収穫し、すぐに圧搾、一次発酵をします。
できたワインを6月ごろまで熟成させ、瓶詰をして二次発酵させます。
瓶詰をしてから最低15か月はカーブの中で熟成です。
どの作り手さんも大体2年から2年半は熟成です。
リリースまでに3年は要します。
これを考えただけでも酸が強くないともちません。
ヴィンテージの入っているものだと最低3年です。
長いところだと12年から15年も熟成させます。
これを踏まえると酸の意味合いが分かってきますね。
ですから、なぜ酸が強いのか、どのように酸を活かしているのか、
ちゃんと説明すべきだと思っています。←プロとして
これを、単に日本人が酸に弱いから酸っぱく感じると説明するのは
どうかと思います。
ブドウ品種の間違いなどは問題外ですけどね(笑)
by pange225
| 2014-10-08 15:08
| シャンパーニュ
Pangeのシェフのマニアックな出来事を綴ります。。。
by pange225
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