重さと軽さ

今日は朝うっすらと雪が積もっていました。

寒いはずです。。

最近料理は軽さを求められ、フレンチでもライトなものが主流と

なってきました。

野菜を中心とした組立や、昔ながらのフォン（だし）を使わず、

ジュと呼ばれるお肉などを焼いた後のフライパンなどの

うまみを利用してソースを作るものが多くなりました。

ふと先日こんなことを考えていると

ワインとの組み合わせをソムリエさんはどう思っているのだろうかと疑問になりました。

僕が考えたことですが軽いものが増えればそれだけワインも軽いものになるような気がします。

グランヴァンと呼ばれるブルゴーニュやボルドーのワインって

合わせにくくなるんではないでしょうか。

さらにいうとこのようなワインはワイン単体でもかなり完成されていますので、

料理自体も完成度を要求されるように思います。

もしくは、昔から食べられている濃くて重い地方料理などでないとお食事ではなかなか難しい気がします。

軽さも大切ですが、メインのお料理はドンと重いものもあったほうがいいように思います。

少し話は逸れますが、

料理は軽いものが脚光を浴びていますが

ワインは・・・意外にしっかりしたものが評価を得ています。

おもしろい関係ですね。